医療科学分野の若手研究員を支援
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学問・科学の進展のために、それに携わる人材の育成は極めて重要なことです。基本的には教育研究機関の役割でありますが、民間サイドでの人材育成支援は、多様な人材を輩出する上で欠かせない役割を持っています。医療科学研究所は、研究員育成を重要事業の一つと位置づけ、設立以来継続して力を注いでいます。
医療科学研究所では、「研究員育成委員会」が事業の方針を決め、採用・育成の役割を担っています。現在は、ポスドクの若手研究員を数名、任期2年で採用しています。研究員には、研究所の一員として給与が支払われるほか、研究所内に個別のブースが与えられ、研究費が支給されます。また、ほとんどの研究員が科研費を獲得しています。研究成果は論文や研究報告を通じて発表し、キャリアアップを目指していただきます。
設立以来57人の研究員が在籍し、大学等に職を得て各方面で活躍しています。ご本人の了解を得て、研究員経験者の一部を以下にご紹介します。
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研究員育成委員会委員長
望月 眞弓
慶應義塾大学名誉教授
医療科学研究所理事
医療科学研究所の主なOB・OG
かつて医療科学研究所に在席した多くの研究員たちは今、各界で活躍しています。
- 泉田 信行
- 国立社会保障・人口問題研究所社会保障応用分析研究部部長
- 池田 俊也
- 国際医療福祉大学医学部教授、医療科学研究所理事
- 青木 研
- 上智大学経済学部教授
- 冨田 健司
- 同志社大学商学部教授
- 増原 宏明
- 信州大学経法学部教授
- 小林 美亜
- 山梨大学大学院総合研究部医学域特任教授
- 洪 賢秀
- 明治学院大学社会学部付属研究所研究員
- 大久保 豪
- 株式会社BMS横浜代表取締役
- 清水 沙友里
- 横浜市立大学医学群データサイエンス研究科ヘルスデータサイエンス専攻講師
- 和久津 尚彦
- 名古屋市立大学経済学部准教授
- 牛 冰
- 大阪府立大学大学院経済学研究科准教授