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最近の気になった番組から

とある小学5年生のクラスでの出来事~(NHK特集「5年1組小皇帝の涙」より)


生徒「今はあんまり成績がよくないけど、これからもっと勉強して将来はお医者さんになりたいです」


先生「お医者さんは人の命を預かるとても大切な職業です。成績の悪い子が目指すべき職業ではあり
ません」


こんな会話が普段から飛び交っているのは、「一人っ子政策」を続ける中国。子供たちは超過保護に
育ち「小皇帝」と呼ばれ、将来に対する親の期待は絶大だ。授業を終えて家路を急ぐ子供たち。
家に帰れば山ほどの宿題をこなし、その進捗状況を10分置きに確認する親たち。
ある日、成績の良い生徒がまとまって帰りの掃除当番を怠って帰ってしまった。翌日のホームルームで先生に大層怒られるが、怒られた女児の一人が泣きながら「早く帰らないとお母さんに叱られるの。
帰りが遅ければ宿題やる時間が少なくなるでしょうと言って、ものさしで打ったりするの」と訴える。
泣きじゃくる女の子の背中をさすってやりたいと思うのが大人というものだと思うし、先生もそうしていた。しかし親たちの言い分はこうだ。「私は国営企業で働いていてリストラに遭った。子どもに将来いい就職をさせようと思えば勉強を強いるのは当然のこと」「私たちの子どもは一人だけ。子どもが将来いい大学に入って、いい会社に就職すれば私たちの子育ては100%成功したと言えるが、子どもが希望の就職先に入れなければ私たちの子育ては100%失敗したことになる」大学新卒で就職できない人たちが20%以上いる競争社会では、親の焦りは相当なものらしい。


やがてクラスは成績が良い子のグループ、普通の子のグループ、出来の悪い子のグループに自然と
分かれていく。成績トップの子の背中を一生懸命追いかけるある男児の座右の銘は「朱に交われば
赤くなる」だ。「成績の悪い子と遊んでいた頃は、怠けることばかり考えていた。それじゃダメなんだ」
中国政府はこの高まる一方の教育熱を何とか冷まそうとしているがなかなか突破口を探れないでいる。番組の最後は上述の女児の言葉で締めくくられる。「共産党大会で小学生の負担が重過ぎる、
軽くしようと言っていたけど、私たちのカバンは重くなる一方よ!」


こんなに頑張っている子どもたちの将来が是非とも報われる社会であって欲しいと願うが、私たち日本人が、次の世代でも複雑でデリケートな中国社会と付き合っていくことになるのも確からしい。
(事務局 ナカムラ)

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コメント (2)

1月10日の朝日新聞によると、中国では経済発展と共にうつ病患者が急増しており、15~34歳の死因トップは自殺だそうです(これは日本でも同じですが)。経済発展→競争深刻化→精神疾患患者増加は避けられないんですね。

1月10日の朝日新聞によると、中国では経済発展と共にうつ病患者が急増しており、15~34歳の死因トップは自殺だそうです(これは日本でも同じですが)。経済発展→競争深刻化→精神疾患増加は避けられないんですね。

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