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シンポジウム

医研シンポジウム2018
2018年8月1日

総合診療専門医−期待と課題−

開催のご案内

 公益財団法人医療科学研究所(理事長:江利川毅、東京都港区)は2018年9月14日(金)、全社協・灘尾ホールで「総合診療専門医−期待と課題−」をテーマに第28回目となる医研シンポジウム2018を開催します。多くの皆様方のご参加を切にお願いする次第です。
<開催趣旨>
本年4月から専門医制度における19番目の基本領域である総合診療専門医の研修が始まった。また病院内で働く総合医育成プログラムについても、複数の病院団体などにより始まった。仕事柄、総合診療専門医を目指す若い医師と話す機会が多い。こうした若い医師は当然のことだが、この新しい領域への期待が極めて高い。時代・地域が求める新しい分野であるので、我が国のこれからの医療・社会において重要な役割を果たすことを皆理解しているからだと思う。しかし一方、彼らは将来への不安も語ってくれた。不安の理由は大きく分けて2つあるようだ。
1つ目は、総合診療専門医を選択した場合、将来のキャリアパスが必ずしも明確でないことだ。内科など実績ある他の領域だと、将来がある程度見通せる。しかしこの新しい分野では、先輩もいないので、自分のプロフェッショナルとしての将来がいかなるものなのかにつき未知数であることが原因のようだ。
2つ目は、いわゆる臓器別専門医と比べ、総合診療専門医としてのアイデンティティが未だはっきりしない事だ。特に多くの専門医が働く病院の中で、自らの役割が明確化されていない人もいるようだ。
こうした不安にわが国の医療界はどう応えるか?

今回のシンポジウムには、日本医師会を代表して羽鳥氏、一般社団法人日本プライマリ・ケア連合学会前野氏、地域医療の現場を代表し、国民健康保険平戸市民病院院長 押淵氏、総合診療専門医に広い見識を有する福島県立医科大学 葛西氏、さらに、一般市民を代表する認定NPO法人ささえあい医療人権センター山口氏らが参加する予定だ。若い医師の不安にどう応えるか、それぞれの立場・経験から述べてもらいたいと思う。
臓器別専門医と総合診療専門医が、それぞれ縦糸、横糸になって連携すれば、わが国の医療の質はさらに向上することが期待される。

パネルディスカッション 座長
独立行政法人 地域医療機能推進機構 (JCHO)
理事長 尾身 茂

座長基調講演 独立行政法人 地域医療機能推進機構(JCHO)理事長 尾身 茂
演者・
パネリスト
(発表順)
公益社団法人日本医師会常任理事/はとりクリニック院長 羽鳥 裕
一般社団法人日本プライマリ・ケア連合学会副理事長/筑波大学 医学医療系地域医療教育学 附属病院 総合診療科 教授 前野 哲博
公益社団法人全国国民健康保険診療施設協議会会長/国民健康保険平戸市民病院長 押淵 徹
公立大学法人福島県立医科大学医学部 地域・家庭医療学講座 主任教授 葛西 龍樹
認定NPO法人ささえあい医療人権センターCOML理事長 山口 育子

(敬称略)  

後 援
厚生労働省
日 時
2018年9月14日(金)13:30〜17:00
会 場
全社協・灘尾ホール
東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビルLB階
※入場無料

本件に関する問い合わせ先
公益財団法人医療科学研究所
事務局 ロ間口(まぐち)・今上
電話: 03-5563-1791