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シンポジウム

産官学シンポジウム

2018年4月13日


医療データヘルス改革
−医療ビッグデータ構築とデータが生み出す変革の可能性−

開催のご案内

 公益財団法人医療科学研究所は2018年5月19日(土)、全社協・灘尾ホールで「医療データヘルス改革−医療ビッグデータ構築とデータが生み出す変革の可能性−」をテーマに産官学シンポジウム2018を開催します。
 現代社会において情報通信技術(ICT)が進展し、また、ビッグデータをベースとした、人口知能(AI)の発展により、これまでに見られなかった革新が多分野で生まれつつあります。
 医療関連分野でも、健診データ、カルテデータを含む疾病・治療データ、検査・画像データ、看護、介護に関する膨大なデータの蓄積がありますが、我が国に於いてはそれらのデータをトータルに活かすシステムが十分でなく、また、個人情報の保護と公益の両面を担保する法的な基盤整備が十分整っていなかったため、諸外国に比べ医療ビッグデータの活用に遅れが生じたと言われています。
 政府は「 ICT インフラの抜本改革」や、「ゲノム解析やAI等の最先端技術の医療への導入」の具体化に取り組んでおりますが、同時に「データヘルス改革推進本部」を立ち上げて、検診・ 医療・介護等のデータを有機的に連結させる方向で動き始めるとともに、一方では、医療ビッグデータの利活用に向け、次世代医療基盤法(平成29年法律28号)を施行しました。これにより、個人情報保護を適切に行いつつ、健康・医療に資する匿名加工医療情報を、例えば、研究機関、行政、製薬会社などが利用できる方向性が示され、医療の革新、イノベーションの創造、新産業創出等への道が拓かれると期待されています。
 医療関連産業も医療ビッグデータを解析することにより、例えば現存する医薬品に新たな疾患での効力を見出す可能性などが期待されます。また、医薬品の臨床研究・開発のやり方も、ビッグデータを用いて画期的な手法が生み出される可能性も秘めているように思えます。
 医療ビッグデータ改革の内容は多岐に渡っているため、シンポジウムを2回に分けたいと考えております。初回である当シンポジウムの目的は、医療ビッグデータとは何か、これを構築すれば、国民、患者、医療機関、医療関連産業にどのような変革とメリットが生まれるか。それに向かって政府は如何なることを実行しているのかを紹介したいと考えております。また同時に、医療ビッグデータ構築と利用においては、どのような課題をクリアーする必要があるのか、課題やリスクの共通認識が図れればと考えます。さらには、世界的にも大規模な症例登録とされるNational Clinical Database (NCD)など、医療ビッグデータ構築の経験者が如何なる困難を乗り越え、成果を上げてこられたかも紹介いただく予定です。
 今回のシンポジウムで明らかになる重要課題に焦点をあて、1年後または2年後に開催する予定である2回目のシンポジウムでは、その後の諸施策の進展も踏まえながら議論を更に深めていきたいと考えております。

座 長 京都大学大学院医学研究科 社会健康医学系専攻専攻長 健康情報学分野教授 中山健夫
基調講演 厚生労働省大臣官房審議官(医療介護連携担当)/データヘルス改革推進本部事務局長代行 伊原和人
演者・パネリスト
(発表順)
慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室教授 宮田裕章
内閣官房健康・医療戦略室参事官 岡本利久
エーザイ株式会社 hhcソリューション本部ソリューション地域包括推進部 部長 渡辺 武

(敬称略)  

後 援
厚生労働省
日 時
2018年5月19日(土)13:30〜17:00
会 場
全社協・灘尾ホール
東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビルLB階
※入場無料

本件に関する問い合わせ先
公益財団法人医療科学研究所
事務局 間口・今上
電話: 03-5563-1791 FAX: 03-5563-1795 E-mail: jimujimu@iken.org