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DX時代の予防・健康増進
-多様な取り組みの成果と今後の課題-
開催のご案内
公益財団法人医療科学研究所は、2022年9月16日(金)「DX時代の予防・健康増進-多様な取り組みの成果と今度の課題-」をテーマに医研シンポジウム2022を開催いたします。
本シンポジウムは新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、会場開催(全社協・灘尾ホール)とオンラインシステムを使用したWeb配信で同時開催いたします。なお、新型コロナウイルス感染拡大状況により、完全オンライン開催となる場合がありますことご承知おきください。
<開催趣旨>
人生100年時代と言われるようになった今日、長い人生を心身ともに健やかに暮らすこと、即ち健康増進と疾病予防は国民の大きな関心事になっている。この流れを踏まえ、医療保険者や自治体、企業等をはじめとして、各分野で様々な取組が行われている。
しかしながら、依然として、関心を持ってその取組に積極的に参加する人もいる一方で、頭では理解しつつも行動に移さない人、日々の生活に追われ行動に移せない人も多い。多くの人が持ち歩くようになったスマホを用いて、個人が行動を振り返り、気付く機会を増やし、自ら進んで適切な選択ができるようにして、行動変容を促していくことが重要である。さらには、「暮らしているだけで健康」を目指すゼロ次予防も注目されつつあり、ビッグデータや建造環境、成果連動型民間委託契約方式(PFS:Pay For Success)など社会環境を形作っている産官学の連携した取組も注目されつつある。予防・健康づくりを巡る取り組みは、着実に変化してきている。
デジタル技術を活用して、より効率的、効果的な健康増進・疾病予防を実現していく例として、生活習慣の改善のためのスマホアプリが多数生まれてきている。地方自治体では、市民一人一人が自らの健康・医療情報にアクセスできる環境の整備やデータ連結、予防のためのスマホアプリの普及と活用も進められている。中央官庁では、KDBなどのビッグデータやマイナポータルを活用した予防・健康づくりに向けた取り組みとして、データヘルスや保健事業と介護予防の一体的実施などが進められている。産官学連携では、歩きやすいまちづくりによる身体活動量の増加や予防・健康づくりに係る費用負担や資金の新たな流れを生み出す成果連動型民間委託契約方式(PFS:Pay For Success)など成果を指向する形などを通じて、様々な工夫が行われている。
このシンポジウムは、産官学の取組や研究の成果をご紹介して、日本各地でその成果を取捨選択していただいて、活力ある地域社会が全国で展開されるための一助となることを目指すものである。
パネルディスカッション座長
千葉大学予防医学センター教授
国立長寿医療研究センター 老年学評価研究部長
医療科学研究所理事
近藤 克則
座長基調講演 | 千葉大学予防医学センター 教授 国立長寿医療研究センター 老年学評価研究部長 |
近藤克則 |
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演者・ パネリスト (発表順) |
株式会社JMDC 執行役員 兼 保険者支援本部 本部長 | 野口 亮 |
神戸市健康局健康企画課 健康データ活用専門官 兼 株式会社リンクアンドコミュニケーション CMO(最高医学責任者) |
三木竜介 | |
東京医科大学 公衆衛生学分野 主任教授 | 井上 茂 | |
株式会社ドリームインキュベータ 代表取締役社長 COO | 三宅孝之 | |
厚生労働省保険局 医療介護連携政策課長 | 水谷忠由 |
(敬称略)
- 後 援
- 厚生労働省
- 日 時
- 2022年9月16日(金)13:30~17:00
- 会 場
- 現地会場:全社協・灘尾ホール(東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビルLB階)
オンライン会場:Zoomウェビナー - 参加申込
- 入場無料・要予約 現地会場参加には事前のお申込みが必要です。お申し込みなく、当日ご来場での参加はできません。
現地会場は新型コロナウイルス感染拡大防止に努め、密にならないよう参加人数の制限を行わせていただきます。予めご了承ください。 当日ご参加いただけないお客様のために、医療科学研究所ホームページにて、10月上旬よりシンポジウムの動画を公開する予定です。
本件に関する問い合わせ先
公益財団法人医療科学研究所
事務局 川村・今上
電話: 03-5563-1791
E-mail: jimujimu@iken.org